AWS Women’s Well-Architected ハッカソン に参加しました
こんにちは。米須です。
先日参加した AWS Woman’s Well-Architected ハッカソン について、お話しをしたいと思います。
AWS Woman’s Well-Architected ハッカソンとは?
AWS Woman’s Well-Architected ハッカソンは、2021 年 9 月 28 日 (火) 〜 30 日 (木) に開催される AWS Dev Day の関連イベントで、開催概要は下記の通りとなっています。
【開催概要】
アプリやサービスを開発する上で鍵となる「アーキテクチャー」を成果物とするコンペティションを実施し、アーキテクティングのスキル向上とその重要性の認識を高める。また、今回は参加対象を女性とし、男性が多くなりがちなハッカソンとは別視点での成果物を期待する。コンペティションは「学生部門」「一般部門」の2つのグループに分かれて競い、AWSが主催するDeveloper向けの最大級のイベント「AWS Dev Day Online Japan」の場で最終プレゼン~審査/表彰が行われる。
簡単に説明すると、「あるテーマを基に AWS のサービスを活用したビジネスアイディアとアーキテクチャ(システム構成)を検討し、競い合うイベント」です。うまく成果物を作れるか心配だったのですが、ハッカソンにはとても興味があったので友達を誘って参加してみました。
テーマとスケジュール
今回のテーマは「Stay Connected ~ つながる楽しさをアーキテクトしよう」です。「一般部門」のスケジュール下記の通りとなっており、予選まで約1週間という結構タイトなスケジュールでした(^^;
日程 | 内容 |
8/31 18:00 – 20:30 | ・ハッカソン概要紹介 ・プロダクト開発の基礎(アイデアソンのための導入) ・アイデアソン |
9/1 16:00 – 18:00 | ・ビジネスメンタリング(各チーム15分) |
9/1 18:30 – 20:45 | ・中間発表(ビジネスアイデア) ・セッション:アーキテクチャーとは – AWS Well-Architected Framework |
9/2 18:00 – 19:00 | ・アーキテクチャメンタリング(各チーム20分) |
9/6 18:00 – 19:00 | ・プレゼンテーションメンタリング(各チーム20分) |
9/7 18:30 – 20:30 | ・予選 |
9/14 18:00 – 19:00 | ・決勝戦プレゼンテーション |
9/28 14:15 – 14:55 | ・AWS Dev Day Online Japan でのプレゼン(事前撮影の動画)と結果発表 |
セッションやメンタリング
今回申し込みを決めたポイントの一つは、募集要項の参加特典に書かれていた「AWS SA からメンタリングが受けられます」という点でした。
①ビジネスアイディアとメンタリング
まず、初日の「プロダクト開発の基礎」では、ビジネスアイディアを考えるためにどのようなことを検討すればよいかを教えてもらいました。

ここで教えてもらったことを踏まえビジネスアイディアを検討するのですが、結構むずかしい(笑)。特にテーマが決まっているので、なかなか良いアイディアが浮かばず一番苦労しました。検討したアイディアについて翌日のビジネスメンタリングで SA さんからアドバイスを頂けるのですが、自分達でもあまり整理できていなかったところを整理してもらい、とても参考になりました。
②アーキテクチャについてのセッションとメンタリング
ビジネスアイディアができたらアーキテクチャを検討していきます。まずは、「Well-Architected Framework」や構成図の書き方、冗長構成など構成を考える上での重要なポイントについても教えてもらいました。
その後、教えてもらったことを参考に自分たちでアーキテクチャを検討していきます。普段利用しないサービスも多く、実現性の面で問題がないかなど不安な点も多かったのですが、アーキテクチャメンタリングの場を利用して SA さんに相談することができたのでちょっと安心しました。また、検討できていなかったサービスや、このサービスを使うとこんなことができるなどのアドバイスももらうことができ、とても勉強になりました。
③プレゼンテーションメンタリング
ここまできたら、後は予選に向けてプレゼン資料を仕上げていきます。プレゼン資料についてもメンタリングの場で色々とアドバイスをもらいました。
予選
いよいよドキドキの予選です。「学生部門」から3チーム、「一般部門」から6チーム参加していたのですが、決勝戦に進めるのは「学生部門」から1チーム、「一般部門」から3チームとなります。私たちはスキルフルなエンジニアになるため、もっと効率よく、そしてモチベーションを維持できるようなサービスを提案したのですが、残念ながら予選敗退となってしまいました(^^;
今回、「一般部門」においては「自分たちで検討したアーキテクチャを実装すると加点がもらえる」という条件があったのですが、1週間ほどしかなかったにも関わらず、2チームが実装していました。こんな短い期間でデモが作れる AWS のサービスと作った方々のスキルってすごい!
さいごに
通常業務をしながらだったので、あまり時間を確保できなかったのが残念でしたが、参加してよかったなと思いました。また、機会があったら参加したいです(^^)
ちなみに、今回の参加賞は $50 のクレジットと Tシャツでした。

予選を通過したチームのアイディアも面白いので、9/28(火)の 決勝戦もお楽しみに!