AWSエキスパートに技術相談してみた

こんにちは。呉屋です。
AWSを利用していく中で「この方法は正しいのか」、「もっといい方法はないのか」と思ったことはありませんか?
サポートへのメールや電話ではなく、もっと気軽に相談したい。。。
そんなときに活用すべきサービスがありましたので、紹介させていただきます!

AWS Startup Lofts とは

これからAWSを始めていこうとしている企業への支援、勉強会の開催、技術相談などが行えるサービスです。

実際に、コワーキングスペースがあって、AWSアカウントを持っている方は誰でも無料で利用可能です!
アメリカ、フランスなど世界各地にあり、日本だと東京(目黒)にあります。
現在は、残念ながらコロナの影響で閉館しており、オンラインのみとなっています。
Amazon EchoやVRを活用した製品の展示もしているとのことなので、いつか行ってみたいです(^o^)/

今回、その中の技術相談サービス「Online Ask an Expert」の体験内容について紹介します。

AWS Startup Lofts

はじめかた

①アカウント登録

 AWS Startup Loft Tokyo が提供しているウェブアプリ「AWS Loft App」にアカウント登録を行います。
 その際にAWSアカウントIDが必要となりますので、事前に確認しておきましょう。

AWS Startup Lofts

②予約

 月~金まで時間が決められています。 
 1時間前でも予約OKというところ、素晴らしいですね。

AWS Startup Lofts

③内容確認

 相談したい内容を記入します。
 予め質問したい内容も記入しておくと、担当者の方が回答しやすくなります。
 ここは、後からでも更新可能です。

AWS Startup Lofts

④予約確認

 予約が確定すると、メールが届きます。
 「Amazon Chime」というチャットサービスを使ってビデオ会議を行います。
 AWSさんも顔出しするので、こちらも同じように準備しましょう。

AWS Startup Lofts

以上で準備完了です。

相談してみた

ここからは、質問した内容とAWSさんの回答を紹介します。
また、回答を受けて私がどう思ったかについても記載させていただきます。

内容

本ブログで掲載中の「AIサービスを利用して顔認証してみた」とします。
AWSエキスパートから見て率直にどう思うのかについて、相談させていただきました。

Rekognition

質問&回答

 質問)
 マネージドやサーバレスサービスを念頭に置いて、設計した。
 「ここは、もっとこうした方がいい」、「このサービスに置き換えられる」などエキスパート視点のアドバイスいただきたい。

  回答)
  ブログで記載されている設計は、一般的なユースケースで問題ないと思う。
  改善点としては、コンテンツをS3にデプロイしているがAmplifyに置き換えることで、認証・APIなど他連携しやすくなる。

  ➡全体設計に大きなズレがなかったので、ひとまず安心しました。
   今後の課題として、ID認証やデータ分析を挙げていたため、改善していこうと思います!

 質問)
 Rekognitionは、マスクやサングラスでも認証精度が90%以上と、ものすごく高かった。
 これは、日々AWSさんにより学習させていて、今後も上がっていくのか。

  回答)
  AWS側でもデータを収集・学習させているため、精度は上がっていくことが予想される。

  ➡さすがですね。どんどん利用していこうと思います!(笑)

 質問)
 並行して「人を検知してカウントする」サービスをRekognitionで検証しているが、若干ばらつきがある。
 カスタムラベルやSageMakerなど使って自分で学習する必要があるか。

  回答)
  顔の比較・分析はRekognitionで問題ないが、”人”の判断はカスタムラベルなどを使うと精度は上がる。
  100%は厳しいが、近づけるためにもぜひ試してほしい。

  ➡AWSサービスへの頼りきりだけではだめですね。
   今後は人以外”モノ”の判別も行っていきたいので、AIサービスをカスタマイズする勉強始めます! 

さいごに

AWS担当者の方が親切で気さくだったので、どんどん質問させていただきました。
とても勉強になり、次の課題が見えました!
さいごにブログ記載許可をいただいて、記念に1枚!(笑)
今後とも、よろしくお願いしますm(_ _)m

AWS Startup Lofts